旅行気分で“おひとり様”ホテルステイ! 初めてのホテル椿山荘東京①
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
去年から続くコロナ禍で、なかなかお出かけする機会がありませんよね。
旅行好きな方は、旅行に行きたくても行けない日々が続いていると思います。
私も以前はお仕事も含めて、バリ島や上海などの海外や日本国内にいろいろと旅行する機会がありましたが、昨年からはお仕事で東京に来るぐらいで、それ以外の場所にはほとんど行く機会がありません。
こうした日々が続くと、「たまには日常を忘れて、ゆったりした時間を過ごしてみたい」そんな気分になりますよね。
そこで7月上旬にお仕事で東京に出てきた機会を利用して(まだ緊急事態宣言が出る前でした)、ずっと前から計画していたホテルステイしてみることにしました。
以前に一度だけ『ペニンシュラ東京』に泊まったときも、お姫様気分で素敵な体験をさせていただきましたが、それ以来久しぶりのホテルステイです。
実は以前から友人に「仕事で東京に行くときには絶対に一度泊まってみたほうがいいよ!」とおすすめされていましたが、なかなか機会に恵まれずに泊まることができなかった憧れのホテル椿山荘東京。
普段泊りがけの仕事のときにはビジネスホテルに泊まっているのですが、今回ばかりはちょっと贅沢をして“自分へのご褒美”に思い切って泊まってみました!
もうそろそろ夏も終わり。
まだまだコロナ禍が続きますけど、皆さんも私のホテルステイ体験をご覧になって、少しでも楽しい気分になっていただけたら嬉しいです!
★ロビーラウンジで人気の“アフタヌーンティー”
この日(7月上旬)は少し早めに取材が終わったので、予定よりも早く向かいました。
ホテル椿山荘東京がある目白台は、高台にある閑静な住宅地で、ホテルの前に到着した途端に日常と違う雰囲気でテンションが上がります!
とっても落ち着いた感じのエントランスです。
エントランスを入ると高級感漂う落ち着いたロビーフロア。
なんだか別世界に来たようでゴージャスな気分になります。
チェックインは15時なので、少し早く着いた分時間があるのでアフタヌーンティーをしようとロビーラウンジ「ル・ジャルダン」に入りました。
マネージャーさんによると、椿山荘のアフタヌーンティーは凄く人気だそうです。
この日もラウンジはアフタヌーンティー目当てのお客さんでいっぱいでしたよ。
私もアフタヌーンティーを頼もうとしたところ…、
「現在はコロナのために前日までの予約制となっております」
…残念!ちゃんと調べておくべきでした。
でも大丈夫。
季節のデザート「桃のムース」を注文しました。
見た目もキレイでかわいいし、味もとっても美味しかったですよ!
ちなみにこちらが噂のアフタヌーンティーセットです。
とっても素敵ですよね!
季節ごとに内容が変わるそうですよ。
次回はぜひ予約して来たいと思います。
★ガーデンビューの窓から広がる景色が素敵!
チェックインしてお部屋に向かいます。
ガーデンビューのすごく広くて明るくて綺麗なお部屋です。
雰囲気はちょっとヨーロピアンと和を合わせたような感じ。
壁やカーテンはヨーロピアン風で、机などは和風でとっても落ち着きます。
すごく素敵なお部屋です。
ベッドとリビングが別々になっていて、3人まで泊まれるそうです。
泊まりでの女子会で利用する人も多いみたいですよ。
こんな素敵なお部屋で女子会したらテンション上がりますよね!
カーテンを開けると全面ガラス窓の外に庭園が広がっていてすごく素敵!
「東京とは思えない!」
見事な景色に感動しました。
東京にこんなに緑の広い庭園があるなんて!
この景色を見るだけでも日常を忘れます。
私の泊まった部屋は6階。
昨年10月より「東京雲海」という演出をやっていて、1日に何回か庭園全体に雲海が出現します。
客室からは眼下に広がる雲海を間近に楽しめるそうですよ。
「季節によっても窓から眺める庭園の景色が違うだろうなあ…」と思うと、今来たばかりなのに、また違う季節にも来てみたくなりました。
★日本にいながらバリ体験!ちょっと贅沢なスパエステ
素敵な景色を眺めながら一休みしたら、今回のホテルステイで一番楽しみにしているスパ体験。
スパ「悠 YU, THE SPA」は、おすすめしてくれた友人も「絶対にスパに行かないと」と言うぐらいに有名だそうです。
スパエリアの中には温泉とプールもあって、温泉は伊東にある系列ホテルの温泉から運んでいるそうですよ。
私が選んだのはフェイシャルトリートメント「ユーガ ジーニアスpp」(60分)とボディトリートメント「アロマセラピー」(60分)。
せっかくのホテルステイなのでちょっと贅沢に、フェイシャル&ボディで120分です。
トリートメントルームは全室個室。
清潔感もあって、癒し系の音楽が流れていてとってもリラックスできます。
トリートメントを受ける前にカウンセリング。
アレルギーは?ドライ肌かどうか?マッサージで触って欲しくない部分は?…など親切に聞いてくれるので安心してお任せできますね。
ボディトリートメント用の紙ショーツに着替えてバスローブを着たら、まず足をきれいに洗ってくれます。
バリ島のスパのように、バラの花びらが浮いているボールに足をつけてフットケア。
最初はボディから。
ボディマッサージ用のオイルはローズ、ゼラニウム、ペパーミント、フラキンセンス…などがミックスされていて、香りは4種類“春夏秋冬”の香りの中から好きな香りのオイルを選べます。
私が選んだ香りは、夏なので爽やかな香りのぺパーミントをチョイス。
さらにヘッドマッサージ用オイルの香りも選びます。
ヘッドマッサージはドライマッサージなので終わってから髪の毛を洗わずに大丈夫。
ボディマッサージのあともオイルは拭いたり流さなくていいそうです。
シャワーで流したりせずにおくとオイルの成分が浸透してお肌がしっとりしてきます。
ベッドにうつぶせになって、背中、首、手、足…次に仰向けになって肩からお腹、足、足の裏…力加減も最初に聞いてくれるので、ちょうどいい強さで気持ちいいです。
ベッドも少し温かくなっていて、温度も好みの温度に調整できるそうですよ。
ボディの次はフェイシャルです。
まずメイクオフ。
クレンジングと泡洗顔できれいに落としてくれます。
次にウォッシングムース(泡パック)でお肌を柔らかく整えて拭き取り。
そのあと化粧水、フェイシャルオイルでマッサージ。
オイルは「悠 YU, THE SPA」限定のオリジナルのスキンケアシリーズ。
保湿とアンチエイジングの効果に優れたオイルだそうですよ。
デコルテ、首、目元、フェイス…最後の仕上げに肌を整える感じのクリーム。
何年ぶりでしょう、人の手で顔のマッサージしてもらうのは、いつも自分でやっているのとは違ってとっても丁寧で気持ちよかったですよ。
お肌もいつもよりツヤツヤして明るくなった気がします!
温かいベッドの上で心地よい音楽に包まれてマッサージされていると気持ちよくてついついウトウト。
120分の最高に贅沢なリラックスタイム。
まるでバリ島のスパみたいで、日本にいることを忘れてしまいました!
★富士山の溶岩石で焼く石焼会席ディナーのあとは夜の庭園散策
至福のスパ体験のあとは部屋に戻ってゆっくりメイク。
6時からのディナーはマネージャーさんと一緒に石焼料理「木春堂」で。
庭園の木立の奥にひっそりと佇む落ち着いた和の建物。
ダイニングに加え個室もあり、私が頼んだのは季節メニュー[夏]の石焼会席コース。
富士山の溶岩石の上でお肉と魚介を焼いてくれます。
油も引かずにじっくりと溶岩で焼くと、じんわりと熱が通って美味しく焼けるそうです。
着物を着た女性が焼いてくれるので外国人の方にも人気だそうですよ。
どのお料理も見た目からして美味しそうで食べてしまうのがもったいないほど。
メニューの中に“皮付きベビーコーン”があって、とうもろこしの“ヒゲ”も食べられるんです。
ヒゲは初めて食べましたけど、ちょっと不思議な感じで美味しかったですね。
ちなみに、あの『半沢直樹』のドラマで香川照之さんが演じる大和田常務が接待でよく使っていた料亭は、ホテル椿山荘東京にある料亭錦水の個室「音羽」で撮影されたそうですよ。
建物は違いますけど、私もちょっとだけ半沢直樹の世界に入った気がしました。
食事が終わってから夜の庭園散策。
浴衣を着て散歩してる人たちもいました。
風情があって素敵ですよね。
ただ泊まるだけではなくて、そういう楽しみ方もできるんですね。
私も次に来るときには浴衣を持ってこようかな。
庭園演出の雲海も出ていて、霧の中を歩いてる感じ。
霧でちょっと涼しくなっていて、これからの季節はちょうどいい時期ですね。
そういえば、夕食に行くときに庭園を通っていると、蛍を発見しました。
6月末まで開催されていたイベント“ほたるの夕べ”の名残の蛍。
このイベントは70年近く愛される人気のイベントとのことです。
蛍を見たのは初めて。
蛍ってあんなにきれいに光るなんて。
それに庭園がすごく広い!
都会の中にこんなに広い森のような庭園があるなんて。
来てみてビックリです!
感動です。
とっても素敵で贅沢な時間でした!
★バスタイム&夜のスキンケア
美味しい料理でお腹を満たして、夜の散歩で心も体もリフレッシュしたら、あとは部屋に戻ってバスタイム&夜のお手入れです。
ホテルステイの楽しみにはアメニティもありますよね。
もちろん自分の化粧品も持ってきてますけど、初めて使う化粧品に興味があるのでアメニティを試してみたくなります。
ホテル椿山荘東京のアメニティは「ロクシタン」と「コーセーのアンテリージェ」シリーズ。
まずは一通りサラッとお試しで使ってみて使用感を確認。
その中から夜のスキンケアはコーセーさんの化粧水と乳液を使いました。
ついつい「使っちゃうともったいないかな」なんて思って、使わないでお持ち帰りする人が結構いるんじゃないでしょうか。
でも持って帰ったはいいけど、結局そのまま使わないことも多いですよね。
それこそもったいないですよね。
私はその場で使います。
なかなか試してみる機会がないので、今回も贅沢にたっぷり使いました。
まずはバスタイム。
バスタブにお湯を張ったら、ゆっくりと湯舟に漬かりながら“かっさマッサージ”。
顔、デコルテ、それに歩いて疲れたふくらはぎ…お風呂でリラックスしながらのかっさマッサージでリンパを流してリフレッシュ。
お風呂から上がったら、いつものように夜のスキンケア。
コーセーさんの化粧水をつけたあとに、いつものように“masakoビューティーオイル”を塗ってからシートマスクを10分間。
十分に保湿したらシートマスクを剥がして乳液をつけます。
それだけでお肌はしっとりしているのでクリームはいらないですね。
コーセーさんの乳液の使い心地は“サラッとしているのにしっとり”という感じですごくお肌にいい感じです。
最後に目元パックを貼ってお手入れ終了。
気がつくと夜の10時過ぎ。
10時30分からは雲海演出の目玉の“大雲海”です。
10時30分、10時45分、夜は2回の大雲海タイムがあります。
宿泊者しか見ることができない絶景。
窓の外に広がる雲海。
すごい量の大雲海です。
夜はライトアップされて幻想的な世界が広がります。
雲海に色がついてとってもキレイ!
以前テレビで日本のどこかの雲海の景色を見て以来、一度見に行ってみたいと思っていた雲海を実際に目の前で見ることができて感激です。
「ここは本当に東京?」
大都会にいることを忘れてしまう幻想的な景色です。
まるで別世界に来たみたい…。
本当に旅行に来た気分に浸りながら1日目が終わりました。
明日はどんな素敵な体験ができるのか。
それを楽しみに。
おやすみなさい。
※「ホテル椿山荘東京②」へつづく…
★1日目スケジュール
- 「14時頃」…ホテル着
↓ - ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」(アフタヌーンティーは前日までの予約必要)
↓ - 「15時」…チェックイン~部屋へ。そのあとスパ「悠 YU, THE SPA」でフェイシャル&ボディトリートメント
↓ - 「17時半」…部屋に戻って軽くメイクと着替え
↓ - 「18時」…ディナータイム石焼料理「木春堂」
↓ - 「20時」…夜の庭園散策
↓ - 「21時」…部屋に戻ってバスタイム&スキンケア
↓ - 「22時30分」…大雲海タイム
↓ - 「24時頃」…就寝
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